冨田自然栽培米の代かきと田植えの特徴

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矢印冨田自然栽培米の代かきと田植えの特徴

米所として歴史ある熊本県菊池市七城町で
40年前から自然農法(無農薬・無化学肥料)でお米作りをしてきた
冨田さんの田植えが6/26から始まりました。

冨田さんは、
2005年までは、肥料の効果もあるレンゲ草を使用していましたが
2006年からは、レンゲの使用もしておりませんので
自然栽培歴10年の経験となります。

冨田さんは家族経営ですので
代かきは、冨田 親由さんが行いましたが
田植えは、息子の和孝さんが行っています。

【目次】

1.冨田 親由さんの自然栽培米の代かき

2.冨田自然栽培米の苗の状態

3.冨田 和孝さんの自然栽培米の田植え

冨田 親由さんの自然栽培米の代かき

田植えが6月末ですので
代かきは6月中旬頃から開始しています。

代かき

冨田 親由さんが運転していますが、
一気に4m代かきできる代かき機を使用しています。
冨田さんも徐々に自然栽培米の面積が増え、
同時に導入する機械も変化してきています。

土壌を均平にする機能がありますので
代かき後の仕上がりはこんな感じです。↓

代かき後

この地域には、ジャンボタニシがいるので
均平にすることはすごく大事なのです。
(ジャンボタニシは、凹んだ所に集まり、その周辺の苗を食べてしまうので)

下の写真は、代かき後5日くらいたった状態です。

ジャンボタニシ

よく見ると、田んぼの表面に
ポツポツ何か見えませんか?

これが、ジャンボタニシです。

凹んだ深水になる所にジャンボタニシが集まってくるのですね。

冨田自然栽培米の苗の状態

5/21に熊本大学生と準備した苗も
約40日ほどが経ちました。

苗の高さは、15㎝-20㎝ほどになりました。

冨田自然栽培米 苗

触った感じもしっかりしており
根の張りもしっかりしていますね。

苗作りで失敗すると
触った感じも柔ら過ぎて、弱々しい苗になることもあります。

苗の出来具合によって、
田植え後のジャンボタニシの食害にも影響がでますので
しっかりとした苗を作るというのは、
米農家さんにとってはすごく大事な事です。

昔から「苗半作」という言葉がありますね。

それほど、この苗作りは、大事なポイントなのです。

冨田 和孝さんの自然栽培米の田植え

熊本県菊池市七城町では、
一般には6/15頃より田植えを開始しているようですが
自然栽培農家は、田植えの時期を大事にしています。

早く田植えすると、分けつが多く、収量が増えるかもしれない。
でも、ウンカの被害にあう可能性がある。
ウンカの被害にあうとお米の品質も下がる。

逆に
遅く植えると、分けつが少なく、収量が減るかもしれない。
でも、ウンカの被害から回避できる可能性があるし
品質の良いお米を維持できる。

総合的に考えて
冨田さんは、遅めに田植えをしています。

冨田自然栽培米 田植え

今回の田植えの株間は、
22㎝×30㎝ほどです。
(自然栽培農家さんによっては30㎝×30㎝)

冨田自然栽培米 田植え後

田植え後、1ヵ月間は,
自然栽培米を作る農家さんにとって勝負の時期です。

田植え後に雨が多く、
気温が下がるとジャンボタニシに食べられる傾向
にあります。

ジャンボタニシは、
除草をしてくれるメリットもあるのですが
苗と草の区別はしてくれません(当たり前ですが・・・)。

田植え後一か月間は
苗が小さく、柔らかいので、
ジャンボタニシに食べられることが多々あります。

しかし、
田植え後一か月経つと、
苗の茎もしっかりと強くなり、ジャンボタニシに食べられません。

腹が減ったジャンボタニシは
若く柔らかい雑草を食べてくれますので除草効果があります。

このように田植え後一か月は、
ジャンボタニシに気を付けるのですが、
自然栽培米の農家は、水管理によってジャンボタニシとうまく付き合っています。

水を入れ過ぎると、ジャンボタニシが活発に動き、苗を食べる。
一方
水を抜き過ぎると、ジャンボタニシは動かなくなるが、
雑草が生えて、除草作業が大変になる。

慣行栽培では、
ジャンボタニシを駆除する資材もあり、
慣行栽培の田んぼを見ると全くジャンボタニシがいなく、
水を入れ過ぎる事で脅威になるジャンボタニシを考えなくてよいので
田んぼにドンドン水を入れ込むことができます。

自然栽培米は
農薬を使用しないために
ジャンボタニシや雑草、ウンカ対策等で管理が異なる
のです。

今年で農薬や肥料を使用しない自然栽培米作りも10年目となり
より一層、純粋で生命力のある
食べた方が元気になれるようなお米をお届けしたいと思います。

⇒熊本県菊池市七城町の冨田自然栽培米はこちら

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