自然栽培・自然農法での天地返し～自然農法・自然栽培米お届けサイトより～

　　　

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自然栽培・自然農法での天地返し

おはようございます！

皆様は、天地返しというのをご存知でしょうか。

自然農法の方でも天地返しをする人としない人と別れます。

それは、生産者の考え方やその田んぼの土質などにもよります。

例えば、
熊本県七城町の富田さんは天地返しをしません。

七城の土壌が砂壌土であり、
米作りに適した水はけの良い土壌なんです。

しかし、
一方、七城より30kmほど川下にくだった
熊本県玉名市の自然農法家　前田さんの田んぼは
少し粘土質なのですね。

収穫後に天地返しにより
空気を入れてあげることが大事になってくるのです。

下の写真は、天地返し前の様子です。

斜めに線が入っているのが分かるでしょうか。

実はこれ、
1m の深さの溝を切っているのです。

1m下まで空気を入れるためですね。

いよいよ

天地返し用の特別なアタッチメントをつけて
天地返し開始！

深さ20-25㎝ほどをひっくり返していく感じです。

20㎝-25㎝下にあった層が表面に表れてくるんですね。

少し粘土質な土壌では
水はけが課題となるんです。

しかしこの課題を活かして、
冬の間に天地返しをすることにより
空気を入れ込み、微生物たちが活発化し
豊かな生態系を築いているのです。

自然農法家の共通の考え方は

”田んぼに住む生物達が主役”で土壌を作っていくということですね。

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