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平成25年度平田自然栽培米の田んぼ比較を見てみましょう。
6月末に田植えが終わり、
今年は、田植え後に晴れが続き、
初期のジャンボタニシの食害も少なく、生育は順調です。
下の写真は、7月9日の状態(田植え後約2週間)です。
左側が平田自然栽培米です。
慣行栽培に比べて、遅植えという事と無肥料栽培ということで
この時には分かりやすく、生育に差が見られますね。
2週間も経てば稲も根付いていますが
この頃は、ジャンボタニシが稲を食害することがありますので
注意の時期ですね。
下の写真が8月16日(田植え後約7週間)の稲の状態です。
左側が平田自然栽培米ですが、
畔の草も左側だけ生えていますね(笑)。
草に対する考え方の違いが見れるような気がします。
稲の高さを見てみると、
平田自然栽培米が60㎝に対し
慣行栽培は、80-90㎝。
稲の成長も全般的にゆっくりですが、
このじっくり成長することが、
根っこという土台を作り、良い米を作る要素だと思います。
また、
自然栽培をされている方は、株間を広めにとります。
そのために、自然栽培の田んぼの第一印象は
稲と稲の間が明るいので
田んぼに住む生物達が喜んでいるように感じるんですね。
自然栽培をされている方は
この2つのスタンスを明確に分けているように感じます。
・お米を人間の力で収穫する
・お米を自然(土壌・日光・水・生物・微生物)の力を借りて収穫する
人間の世界でも、人をコントロールすることに専念するより、
協力することに専念した方が、より豊かに生きれるように感じます。
自然界でも人間がコントロールすることに専念するよりも
自然界とどうやって協力して人間が生きていくのかに専念する方が
より豊かに生きていけるのではと思います。
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