当たり前のことに感謝-自然からの教え-

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私達人間は、多種多様な生物の中で暮らしています。

私達も自然界の一部で
私達が生きていくために動物や植物を食べるわけです。

昔、ミクロネシアのポンペイ島という島にいる時に
高校で環境教育をする機会がありました。

その時に行った授業というのが
各生徒に他の動植物になりきってもらうのです。

例えば、
水役の人
草役の人
モグラ役の人
バッタ役の人
パパイヤ(果物)役の人
魚役の人
鹿役の人
人間役の人と

それぞれの役に聞くのです。
「あなたにとって必要な存在はどれですか？」と
そうやって繋がっていくのですね。

これをすると分かるのですが
やはり、水や生態系ピラミッドの下にある草類とかは人気者で
多くの生物が必要としているんです。
それほど、大事にしていく存在だという事です。

同時に分かることは、
人間は多くの自然界の存在を必要とするのですが
他の役は、人間を必要とはしていない。

生態系ピラミッドの頂点にいる人間ですので
当たり前の事といえば、当たり前なのです。

つまり、私達は
自然界に存在するものの恩恵を受けて生きることができるのです。

本来、人間は、自然界に感謝をして生きるべき存在なのです。

ですので、人間のスタンスは
全ての植物や動物と調和して存在するという事なのです。

他の植物や動物を欲しているのは
他の何物でもない人間です。

人間がこの自然の中で調和する意思がないと本末転倒です。
結局、歪ができれば自分達人間に返ってきます。

当たり前の事ですが
自然から離れて過ごしてしまうと忘れがちになりますね。

でも心に留めておく必要があると思うのです。

私達は、自然界の生物達に生かされており
他の生物達に感謝して生きる気持ちが大事だと。
当たり前に存在している生物達に感謝なのです。

自然界の動植物と調和して生きる事を意識すれば
自然界と人間は良い関係を築けていけるでしょうね。

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