HOME > ■根が教える与えると豊かになる法則|自然の教え■
人間と植物は、すごく似ているところがあり
人間も植物も根っこを張ることの大事さを伝えてきました。
(人間でいう根っことは、考え方・精神性・生き方にあたるものと捉えています)
植物の根の役割を見てみると
主に次の役割があります。
1)地上部をしっかり支えるため土を掴む
2)地上部へ養分・水分を送る
3)地下部へ葉で作られた光合成産物を送る
植物の根には、太い根と細い根があり
太い根は、植物体を支えることが目的です。
人間でいうと自分の考え方の軸となるものですね。
軸・芯ですので、大きく捉えていることです。
例えば、ある自然農法家さんの軸は
私は、自然栽培米を通して世の中を良くする。ですね。
細い根は、最も活動的で主に栄養分や水分を吸収するところです。
人間でいうと、人と会ったり、本を読んだり、自分の活動を通して
目に見えない部分の考え方や精神性を養っていく活動です。
例えば、
先程の自然農法家さんの場合
軸は、自然農法米を通して世の中を良くするですが
それに派生して、究極の自然栽培米を作る人に会い、その生き方を知るとか、
土壌微生物の世界からあるべき栽培方法を見いだすとかですね。
植物でも人間でも
細い根の活動が非常に大事なってきます。
細い根が活発に働くと太い根はさらに太くなりますし、
栄養分も水も地上部の茎や枝葉に活発に供給することができます。
そのため
人間に置き換えて考えても
自分の軸を”自然栽培米を通して世の中を良くする”と据えた後に
それに関連する活動をしていくと
さらに自分の軸が太くなり、なかなか倒れなくなっていくのですね。
それと、
根っこにはもう一つ重要な役目があります。
根は、栄養分や水を土壌から吸い上げているだけでなく
葉の光合成で作られた光合成産物を
根の周りの微生物に分泌しています。
根の分泌量がどのくらいかいうのは、
まだはっきりとはしていないようですが
葉で作られた光合成物の10%以上が根から分泌されていると言われています。
根の分泌物の中身は、
炭水化物、アミノ酸、有機酸、酵素類などであり、
この分泌物により根の周りの微生物と共生をしているのですね。
つまりは、根は吸い上げるだけでなく
与えることで根の周りの土壌微生物と共存し、
根への養分吸収を助けてもらったり
微生物の分泌物で根の活力を高めてもらったり
土壌病原菌などの有害な菌から根を守ってもらっています。
この与えるという考え方は、
共存の自然界の中では、ごく自然にされていることです。
人間の世界でも仕事で成功されている人が言っていました。
10%与えなさいと。
自分の稼いだお金の10%を人に与えなさいと。
自分の時間の10%を人に与えなさいと。
自分の思いついたアイデアの10%を人に与えなさいと。
自然界に生きている草たちは
自然のままに放っておけば、枯れてなくなってしまうという事はありません。
一年草であっても
翌年にまた芽生え、年々、土壌を豊かにしていき、
多年草が生えだし、生物相は豊かになっていきます。
与えるという事をして豊かになっているのです。
自然界の与えると豊かになるという法則から
私達の生き方を学べそうですね。
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