2:6:2の法則と天国思考|自然の教え

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世の中には、自然の法則があり、
アリの世界では2：6：2の法則が存在しています。

一般には
上位2割：生産性・積極性共に優れている優秀グループ
中位6割：上位、下位にも属さない平均グループ
下位2割：生産性・積極性共に劣っているグループ

そして、この2：6：2の分け方は、
人間界の会社の中でも見られる法則です。

会社の業績を伸ばす上位2割の人
働いているかどうかよく分からない下位2割の人

でも、急激な環境変化・進化のためには
下位2割の人がとても必要になるので
自然と2：6：2に分かれているのですね。

さらに腸内細菌の善玉菌、日和見菌、悪玉菌も
ほぼ2：6：2の割合に分かれており
健康体の腸内細菌は、善玉菌が悪玉菌よりも多い状態
例えば、2：７：１に分かれている人です。
出典：http://bb536.jp/basic/basic01.html　森永乳業　ビフィズス菌研究所

悪玉菌は、増えすぎるとタンパク質やアミノ酸を分解して
硫化水素やアンモニア等の有害物質を作るので
悪玉菌と言われていますが、
実は、
・侵入してきた有害な菌を排除したり、
・不要性食物繊維のセルロースを分解したり、
・体内に必要なビタミンを合成したりして、必要だから存在している菌です。

その割合が大事なのですね。

実は、2：6：2は、上位、下位と人間の価値基準で言っているだけで
全ては、全て必要なのです。

存在しているだけで価値があり、実は何かの役に立っています。

この2：6：2を別の視点でも見てみましょう。

この2：6：2は自然にわかれている現象だとすると
人の思考はどうなのでしょうか？

2割：天国思考　(安心、充足感、感謝等)
6割：普通思考
2割：地獄思考　(不安、恐怖、不平不満等）

この思考バランスの中でいるのではないでしょうか？

この世界は相対でできていますので
不安があるから安心があり
戦争があるから平和への感謝があり
病気があるから健康への感謝があるように
対になっているから認識できているのかもしれません。

小学生、中学生、高校生の頃は、
無垢な僕たちは、ひどいことをしたし、されていたなと思います。
(人によりますが）
地獄思考のオンパレードでしたが、それも必要だったのかもしれません。

その時の思考の割合はおそらく
天国思考：普通思考：地獄思考 = 1: 7 : 2　

だんだんと歳を取ると
地獄思考でいることが面倒くさく、しんどくなってきて
天国思考の方が気分が晴れてくるのが分かります。

・いやーこんな嫌な奴のようには、俺はならんぞ、反面教師だな。ありがとう
・自分をもっと大事にしよう(人も大事だけど)！
・この辛い経験は、将来の飛躍に繋がること間違いなしだな。
・いろんな経験で人の痛みが分かる人間になっちゃうな。
・嫌な奴と思ってたけど、結局、俺の成長に役立ってるな。感謝！。

この世は、相対でできているので
地獄思考を経験することで天国思考にシフトすることができ
もっと楽に生きることができるようになります。

天国思考のベースは、安心、充足感、感謝ですので
例えば、下のような考え方がベースになっています。

・私の人生は、すべてうまいこと行っている
・私はすでに幸せである(家あるし、着る服あるし、ご飯食べたし）
・私は存在しているだけで価値がある。
・私は素晴らしい存在だけど、相手も素晴らしい存在だ。
・私も相手も認める。
・私達は人と助け合いで存在している、感謝に溢れた存在です。

天国思考はベースですが、
絶対そう考えなければならないというわけではありません。

天国思考で考えたければ、考えれば良いだけで
地獄思考で考えたければ、考えれば良いと思うのです。

そのため思考の割合は、
天国思考：普通思考：地獄思考 = 2: 7 : 1

どんな時でも地獄思考1割位は入っていると思います。
それが自然だなと思うのです。

地獄思考と言いましたが、不安等は
これまでの経験則や、自己防衛の本能から出てきた感情ですので
これも必要な一部ととれるかもしれません。

腸内細菌と同じで、全ては、その割合だと思います。

人間の健康体の腸内細菌の割合は
善玉菌：日和見菌：悪玉菌　=　2：７：１　に分かれており
善玉菌優勢の場合、7割の日和見菌は、善玉菌の味方になります。

私達の考え方も少し天国思考の方を意識すれば
健康的な考え方をして楽しく過ごせるようになるかもしれませんね。

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