自然界に見られる和の心|自然栽培の教え

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矢印自然界に見られる和の心|自然栽培の教え

日本、アメリカ、中国、韓国の高校生に
次のアンケートを行ったそうです。

「自分はダメな人間だと思う事があるか」

この調査は、
国立青少年教育振興機構が、アメリカ、中国、韓国の研究機関と協力をして
7761人の高校生から回答を得た結果をまとめたものです。

自分はダメな人間だと思う事がある
「とてもそう思う」+「まあそう思う」 の割合

日本:72.5%
中国:56.4%
アメリカ:45.1%
韓国:35.2%

日本は、72.5%と断トツに自分をダメだと思っている。

逆に「人並み以上の能力がある」と答えた高校生は
中国とアメリカはおよそ9割上がり、韓国も7割近くを占めたが
日本は、55.7%でした。

日本人の自己重要感が低い

齋藤一人さん曰く
この世で人間が一番求めているのは、自己重要感。

理想は、
自分が自分に対して自己重要感で満たし
自分が周りの人の自己重要感を満たしてあげる事
(つまり相手の良い所、光る所をほめてあげる事)

アンケートの結果だけ見ると、
日本人の高校生の自己重要感が断トツに低いことが分かります。

単純に考えると
自分の存在価値を認識して、自分をもっと大切にしようとなるのですが、

不思議に思いませんか?
日本は何故こんなに自己重要感が低いのだろう?

競争社会の弊害か?
学校では、いつも人と比較され、常に自分より優れた者がいて
社会に出ても、誰かと競争して、
常には、勝者になれないために自己重要感が低い?

親の愛情が足りていないのか?
生活するためにお金が必要となり
両親とも仕事をする家庭が増えて、忙しくて子どもと触れる時間も少なく
子供への愛情が足りなくなったため?

確かにこれらも原因の一つかもしれません。

でも、競争社会は
アメリカや韓国も同じです。

韓国の受験勉強も激しいものがあります。

何故、日本人の自己重要感が低いのだろう?

もしかして、日本人は
自分という認識が弱いのかもしれない。

アメリカ人でも韓国でも
自分は***と自己の意識が強いように感じます。

日本人は、自分、自分と自己主張していない。

自分もあるけど全体を見ている。
私達の中に自分がある。

これからの日本人の発展のキーワードは和

では、どうすればよいのか?
このままでいいのか?という疑問が湧いてきます。

私の自論では、

最終的な理想状態は、
自分を認めてあげて、
相手も認めてあげて、この世を作っていく。

高校生とか若い間は、
競争しても良いと思います。

トコトン競争して、自己否定しても良いと思います。

でも
競争の先にあるのは
自分が何が得意であるのか
周りの友達は何が得意であるのかの気づきです

そして、お互いを尊重する。

私は、日本人の感覚ならば
これができると思うのです。

まさに、世間でよく言われだした
競争から共創。
日本人はこれができると思うのです。

西洋文化、思想が入ってきて
競争社会となり、個人重視、企業重視となりましたが
その視点でいると息詰まってきているのが今かもしれません。

本来の日本人感覚には合っていません。

私たち日本人は
その先に繋がる必要があります。

それが、周りも良くなる。
和の心です。
お互いに相手を大切にし、協力し合う関係にある和の心です。

自然界に見られる和の心

自然界を見てみると
コケ類、草本類、低木、高木と
それぞれの役割を全うしているだけで
自己主張をしているように見えません。

全ては、自然状態では調和しています。

天然林に見られる調和は
多種多様な動植物が織りなす
バランスのとれた美しい世界を創りだしています。

一方、
スギの人工林(一社企業独占、個人主義)は、
間伐等の手入れがされなくなると
下草が生えなくなり、動植物の生命活動が乏しくなり
河川には土砂流出や土砂崩れまでして環境破壊に繋がります。

天然林と人工林

私達は、
経済優先の人工林の時代から
命の豊かさ優先の天然林の時代
に向かっているのかもしれない。

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