収獲の法則-目に見えない物の種まき|自然栽培の教え

　　　

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収獲の法則-目に見えない物の種まき

稲の種まきをすれば、稲の苗が出てきます。
稲の種まきをして、小麦が出てくることはありません。

秋に小麦を撒けば、小麦が芽生えてきます。

この自然界でこれに疑問を持つ人は、
そういないでしょう。

6月に稲の種まきをすれば、
1週間後には芽生え、成長して、
10月にはお米の収穫を迎えます。

日本では、3000年繰り返してきたわけで
それが当たり前の習慣です。

おそらく、
これは、稲という”物”が目に見えるから
誰も疑わないのでしょう。

では、
目に見えないものはどうなのでしょうか？

目に見えないものとは

目に見えないものは、
確認できないので何とも不確かです。

そのため、
よっぽどな記憶に残る経験が無いと
時間と共に忘れていきます。

サン・テグジュペリ著の「星の王子さま」でもキツネが言っています。

「ものごとは、心で見なくてはよく見えない。
一番大切な事は、目に見えない」

目に見えないことこそが実は大事なんだと言うと
誰もが、
「そんな事当たり前だよ。知ってるよ」と言うでしょう。

目に見えないことって何でしょう？

愛情
喜び
憎しみ
怒り
心配・不安
悲しみ
思いやり
感謝
志
言葉
雰囲気
と目に見えない事は、いろいろとありますが
どれもが私達の人生に影響を与えそうですよね。

全ての世の中にある物は
誰かの想いによって、形作られています。

例えば、車
誰かが、もっと速く移動できるものが世の中にあったら便利だろうな
という想いが始めに湧き上がって、形となっています。

この世の中の目に見える物全て、
誰かの目に見えない想いによって形になっています。

そう考えると
目に見える物は、目に見えないものの結果に過ぎません。

目に見えない物の種まき

自然界を通して
私達は、【収穫の法則】を見させてもらっています。

稲の種籾を撒くと、
全てを収穫はできないけれど、稲が育ち、お米が収穫できる。

稲の種籾を撒いたら、稲が収獲できる。
小麦の種籾を撒いたら、小麦が収穫できる。

目に見えるから分かりやすく、
当然だと思いますよね。

では、目に見えないことはどうでしょうか？

目に見えないものも一緒です。

感謝を撒けば、感謝することがまた別のところから収穫できるし
心配を撒けば、心配することがまた別のところから収穫できる。

目に見えないことが
目に見える事の全ての根本なので当たり前かもしれません。

ただ、
その人の心の在り方が
この世に現れているだけです。

ただ
よくポジティブ思考、ネガティブ思考があり
ポジティブ思考が良いと言われていますが
私は、どちらも必要だと思っています。

ネガティブ思考であったために
身を守ることもできるでしょう。

世の中には、アリの世界にもあるように
2：6：2の法則があります。

健康な人の腸の中は
善玉菌：中間菌(日和見菌)：悪玉菌= 2 : 7 : 1と言われています。

出典：森永乳業 http://bifidus.jp/relation/relation01.html

若干、善玉菌が悪玉菌より優勢になれば、
健康な体になるようです。

言い換えると
ポジティブ思考が２
ネガティブ思考が１
中間的思考が7でも健康的なのです。

要は、どちらの思考も否定するのでなく
バランス。

ポジティブ思考の方が慣れると楽ですが
ネガティブ思考もたまには、自分を守るために必要で
自分の心のバランスを保つためにも必要だと思います。
(たまには、怒ってもいいんだ、心配してもいいんだ・・と）

ただ
ポジティブ思考、ネガティブ思考と
どちらを優勢にしておくか
意識した方が良いかもしれません。

自分の心が楽な方を選択されると良いでしょう。

目に見えないものにおいても
自然界で当たり前の
【収獲の法則】が働いていると意識すると
また違った目で自分の心や言葉、振る舞いを見れるかもしれませんね。

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