自然栽培米(旭×アケボノ)|熊本県湯前からお届け

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自然栽培米(旭×アケボノ)|熊本県湯前からお届け

熊本県球磨郡湯前において
自然農法湯前普及会と自然農法文化事業団が連携して
昔の旭系の品種を見直し、
農薬も肥料も使用しない自然栽培米を育ててきました。

【旭】と【アケボノ】はどちらも旭系のお米であり
この2種類のお米を掛けあわせた後に
本来ならば、選抜をして、遺伝子を統一させていくのですが
今回は、あえて選抜せずに、遺伝子を多様化させたお米としております。

分類上は自然栽培米 雑種米とする必要がありますが
旭をベースとした種々の遺伝子が入り込んだお米となっています。

お米の品種【旭】とは

西日本においては、
大正時代までは【神力】というお米が広く栽培されておりましたが
昭和初期からは【旭】が広く栽培された。

1926年(昭和初期)から1955年(昭和30年)までは、
西日本で幅広く栽培された品種であり、
一時期は全国で23万ヘクタールも栽培されていました。

旭は、1908年(明治41年)に京都府で山本新次郎氏が【日の出】を栽培していた際に特異な2穂を発見したことから始まった、
【日の出】という品種から選抜したお米です。

1911年(明治44年)に京都府農業試験場で【旭】(=京都旭)と命名。
1915年(大正4年)に京都府農業試験場が旭から旭1号を純系淘汰選抜し、
1920年(大正9年)に奨励品種となった。

1955年(昭和30年)までは、広く栽培されていましたが、
1960年(昭和35年)頃から大幅に作付量が減っていきました。

お米の品種【アケボノ】とは

アケボノは、
1953年(昭和28年)に東海農業試験場で誕生した旭系のお米です。

アケボノは旭系の代表近代品種であり
旭よりも安定多収の品種であり
環境ストレスに強い(暑さ、寒さに強い)と言われています。

アケボノは
大正時代に旭より栽培されていた
【神力】の遺伝を含む農林12号を親に持つので
旭とアケボノの掛け合わせはすごく古い品種をベースとしています。

食感としては
大粒の品種で炊いた時の粒感が良く
コシ、硬さのバランスが良く、歯ごたえが魅力のお米です。

自然栽培米 雑種米(旭×アケボノ)

あっさり系の旭系品種として、
現在、熊本県球磨郡湯前町において
昔の品種の旭とアケボノを掛けあわせて
農薬も肥料も使用しない旭をベースとした自然栽培米を育てています。

昔の旭系品種【旭】と【アケボノ】を親に持ち
遺伝子を統一させずに、あえて多様な遺伝子を保つように栽培した
自然栽培米は、この湯前のお米だけだと思います。

私達自然農法に関わる人間の想いは
昔の品種である旭系品種をベースにしたお米を楽しんで頂きたい。
特に子供達に昔に食べられていた硬質の本来のお米を食べて頂きたいと思い
自然栽培米を育てております。

⇒ 農薬や肥料を一切使用しない 自然栽培 雑種米(旭×アケボノ)はこちら

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