食と健康の関係とは?|川﨑自然栽培米

更新日:2024年2月5日 公開日:2024年2月5日

土鍋で炊いた自然栽培玄米ご飯

こんにちは!自然栽培米専門店ナチュラルスタイルの井田敦之です。

戦前まで私たち日本人の食生活は、米を主食とした和食が基本でした。

しかし、戦後に進んだ食の西洋化によりパン食が普及し、同時に肉類、加工食品、砂糖や油脂類の消費量も増加し、洋食レストランや中華料理屋なども人気を高め、多様な食文化が形成されました。

さまざまな嗜好品が一般化した現代では、好きな食べ物をいつでも手軽に食するメリットがございますが、一方、健康維持が懸念されています。

今回は、熊本県天草で30年以上にわたり安全な農産物生産を追求してきた自然栽培米農家:川﨑眞志男さんに「食と健康の関係」についてどのような考え方をお持ちなのかを尋ねました。

記事の最後には本人によるインタビュー動画もございます。ぜひご覧ください。

現代の日本人の食生活

洋食

戦後、日本の食は西洋化が進み、急激に食文化が変化しました。特にアメリカから小麦の輸入が増加し、パン食やパスタなどが普及しました。

戦後の1954年には学校給食法が成立し、全国の小・中学校の給食でパンを主食にする動きが出てきました。

戦前、主食であったお米は、1年で1人当たり約130kg消費されていましたが、現在では50kgほどです。

2022年の食生活ライフスタイル調査では、日本人の主食において、米食が約40%・パン食が約20%・ 麺類が約14% という結果が出ています。パン食の普及に伴い、肉類や油類の消費も増加しました。

また、昔は自然から取れた農作物が主でしたが、長期保存や色・香り・味などの嗜好性を高めることを目的に加工食品が増え、さまざまな添加物が入った食品が、今や私たちの食生活に取り入れられ一般化しました。

参考:食生活・ライフスタイル調査~令和4年度~

昔の日本人の食生活

縄文時代の食事

※上野原遺跡(縄文時代)の展示(どんぐり団子、干し魚の焼き物、いのししのバーベキュー、シチュー)

縄文時代は、どんぐりや山菜、きのこ、魚、貝など、自然から採れたものを食べていました。

縄文後期の約3500年前に稲作が伝わり、米食文化がスタート。西暦675年に天武天皇が肉食禁止令を発布し、お米、大豆、魚、旬の野菜や山菜などが主となりました。

奈良時代の庶民の食事※奈良時代(西暦710年-793年)頃の庶民の食卓(精白度の低い米に青菜の汁と塩がつく。所蔵:奈良文化財研究所)

その後、時代の移り変わりとともに庶民の食文化は変化し、江戸時代には料理番付をつけ、多様なおかずを楽しむ文化も栄えました。

肉食禁止令が廃止されたのは、1871年(明治4年)です。現代人にとって、江戸時代の料理には肉がなく物足りないと思うかもしれませんが、江戸時代までの日本食が健康長寿につながる和食文化の原点といえます。

自然栽培米の食事

江戸時代後期の庶民は1日に3食を食べていたそうですが、一汁一菜もしくは二菜で、ご飯・味噌汁・漬物を基本とし、おかずは野菜やひじきなどの料理だったようです。

自然栽培米農家が語る食と健康の関係

自然栽培米農家川﨑眞志男

熊本県天草市で自然栽培米を作る川﨑眞志男さんは、今から約34年前に稲作での残留農薬の存在を目の当たりにし、農薬を使った農産物を食べても健康にはなれないと思ったと言います。

それ以降、無農薬栽培を続けており、現在では無農薬かつ無肥料の自然栽培米を作っています。

川﨑さんは非常にパワフルな方で、十数年間、病院にも通ってないし、薬も飲んでいないそうです。

川崎さんは、健康を維持するには「良い食べ物」と「良い飲み物」が大切だと言います。世の中には食品添加物を含んだ加工食品が溢れていますが、なるべく自然から採れたものを食べると良いと仰っていました。

とはいえ、現代では不自然な物も体に入ってしまいます。川﨑さんが意識しているのは、玄米食を取り入れたり、良い水を飲んだりすることで、不自然な物質や毒素を体外に出すことを意識すると良いとのことです。

できるかぎり、自然で採れた農産物や綺麗な水を体に取り入れる習慣を意識すると良いでしょう。

食と健康の関係とは?

十数年病院にも通っていない川﨑さんのパワフルさを動画から感じて頂けましたでしょうか。どうぞ良い物を食べて、良い物を飲まれる習慣を作られて下さい。

最後に:食と健康の関係について

自然栽培玄米ご飯

今回は自然栽培米農家さんのなかでもパワフルな川﨑さんに「食と健康の関係」について伺いました。

このような話を伺うと、「〇〇を食べないといけない」「〇〇はダメ」という発想になり、制限的な思考になり窮屈に感じることもあります。

この世に生まれてきた以上、好きなものを食べて、飲みたいものを飲みたいですよね。

一方、本当は食べたいと思っていないのに、ストレスを紛らわすためだったり、便利だったり、惰性で食べるということも現代ではあります。

大事なポイントとして、自分の体が本当に欲しているものを食べることを意識されると良いでしょう。

自分の体の声に耳を傾ける習慣を持たれてみて下さい。

そのような中でも不自然な物が体に入ることもあるでしょう。そうしたら、今回の川﨑さんが仰るように、排毒を意識してみてください。

食の根本は楽しむことだと思います。ストレスにならない程度に、良い食べ物と良い飲み物をどうぞ楽しまれて下さい。

【川﨑眞志男の自然栽培米】はこちらから!

 

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